■1/8 はこむす
 薄めの夏

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【ご注意】
このキットは当日版権の許諾を頂いた形で開催されるイベントのみでの販売用自作キットです。一般販売される予定はありません。講談社様のお問い合わせ等はお控えください。
 
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6作目の原型です。前作の倫ちゃんに続き「さよなら絶望先生」より、学校ひきこもり少女の「小森 霧」です。
小森ちゃんはアニメの中でもサービスカットが増えてたりで魅力を感じてたのですが、単行本を集め始めてからカバーを外した絵でまた気に入りました。モチーフのイラストとして候補にしたのは第二集と第十六集。最初は第十六集の小森ちゃん&風呂釜&風呂桶を作る気持ちの方が強かったんですが、絵に含まれる構図のウソを立体にするのが難しそうに思えたので断念。第二集のたらい、ついたて、小森ちゃんを作ろうという方向にしました。
絵では小森ちゃんはハダカだったのですがそこは少年誌、見えないように配慮されています。が、立体にすると角度によっては見えてしまいかねないので、当日版権申請をするに際して、さらに慮って水着にしました。…仕上げてみると「どうやったって見えない」くらいのガードの堅さになったんですが。
小森ちゃんの水着姿はいくつか本編にもありますが、エピソードとして小森ちゃんファンには印象強い「路傍の絵師」版に。で、アニメではサブタイトルが「薄めの夏」と銘打たれましたので、それを拝借させていただき、パッケージもアニメのサブタイトル絵の枠から連想した「マッチ箱」を模しました。
 
制作の途上でキット構成が大きくなりすぎる要素だった「ついたて」が脱落しましたが、たらいはどうしても作りたくて。あと、水着&たらいだけでは小森ちゃんっぽくなかった(?)ので、あんしん毛布も作りたくなり、それを追加しました。実際あんしん毛布をかぶった方がすごく小森ちゃんぽい。でも時々中身が見たくなる。そんな両方の気持ちを満たしてくれる構成にできたかとは思ってます。…問題は出来の方でして、元々不気味可愛い要素がある小森ちゃんはその特長である髪型からかわいく作るのが大変でした。前髪が作る影がどうしても「こわっ」て感じにしてしまいます。自分なりに工夫もしてみたのですが、それでもこの小森ちゃん、怖く見える角度が多いです。今回の小森ちゃんがかわいく見えるのは本当に限られた部分になってしまったのですが、それを満喫できるのはきっと所有者のみのはず。「所有者のみが愉しめるキット」としてご理解いただき、在庫していただければと思います(え
 
<イベント限定販売時 仕様>
●スケール 1/8(高さ約10cm)
●素材  レジンキャスト(RCベルグ ファインキャスト(アイボリー))
 
(C)久米田康治/講談社