■1/8 はこむす
 加賀愛の謝れども謝れども

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【ご注意】
このキットは当日版権の許諾を頂いた形で開催されるイベントのみでの販売用自作キットです。一般販売される予定はありません。講談社様のお問い合わせ等はお控えください。
 
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7作目の原型です。前々作の倫ちゃん前作の小森ちゃんに続き「さよなら絶望先生」より、『加害妄想少女』の加賀ちゃん…「加賀 愛」です。
 
その名の通り、自分が他人に危害・迷惑をかけているのではないかと不安がる「加害妄想」を抱えて登場した加賀ちゃん。久米田先生のお気に入り(?)だったのか、登場回数の割には連載の中で徐々にいろんな要素(ツンデレ・大和撫子な佇まい・雨女・忍者)を付与されていって、今や押しも押されぬ人気キャラです。ボクも湿った加賀ちゃんが好きです(´ω`)(を
なので、加賀ちゃんを作ろうとするにあたり、何かしら湿った加賀ちゃんにしようと思いました。最初は「恩着せの彼方に」の雨ガッパで作ろうとしたのですが、イマイチ造型的に面白くなりそうになかったのでボツ。となると「六月の袈裟固め」…いや台風レポーター的な加賀ちゃん…うーんやっぱり体操服姿かなあ。と、やや安直ながら選択したのが体操服姿で「湿っていてすみませんすみません」と謝る加賀ちゃんでした。今思うと台風レポーター姿の加賀ちゃんも面白かったかもしれません。
ともあれモチーフを決め直して仕切り直したんですが、この体操服姿の加賀ちゃん。第124話「尼になった急場」より、急場しのぎの一例として「全部洗濯してしまった体操服は着ていけば乾く」を実施中の「しっとり濡れている加賀ちゃん」を立体化したものになります。体操服姿の絶望少女は他のディーラーさんもあまり? 作ってなかったかと思うので、そういう意味でも相変わらず原作同様にニッチであることを狙っています(を
造型的にはいつも通り「極力モチーフとした作画の雰囲気を再現する」ことを念頭に置きつつ作りました。…そうすると加賀ちゃんは座ってるのか立ってるのか実に悩ましい角度のポージングで、「これは見られる角度を選ぶ造型になりそうだなあ」という心配が途中からあったのですが、仕上げて見ると、なかなか。どの角度でも加賀ちゃんぽく身を守ろうと必死な感じが伝わって来るかのような。特に背中は濡れた体操服の透け表現を加えると、おしりのラインまで「もうひとつの正面」と言っても過言ではないベストな角度です。どの角度でも加賀ちゃんっぽさが堪能できる出来になったかな、と思います(´ω`)
 
完成サンプルはいくつかテーマを意識して撮っていて、「fg」や「TINAMI」でそれぞれに写真をうpしています。このページではまた別のアプローチの絵にしてみました。「ガラス越し、カーテンの隙間から見た加賀ちゃん」です。実際にガラス越しに撮影してみると、順光ながらコントラストが淡くなって今まで撮ってきた写真とはまた違った加賀ちゃんに思えます。前述の2サイト(リンク先)ともども、見比べていただけたら幸いです。
 
※いわゆる「透け塗装」が難しいと思われるかもしれませんが、自分がやってみた方法については制作中のブログに記載しておりますのでご参照ください。
 
<イベント限定販売時 仕様>
●スケール 1/8(高さ約14cm)
●素材  レジンキャスト(RCベルグ ファインキャスト(アイボリー))
 
(C)久米田康治/講談社